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2007年10月 4日 (木)

哀しき謝罪

 

本当に、肩身の狭い思いって。

今まで、知らなかった。

 

図書館で、何十回となく

「静かにしようね」

「走らないよ」

「座ってご本を読みましょう」

 

いくら言っても、言っても、言っても。

約束しても約束しても、約束しても。

 

あの、整然と並んだ色とりどりの誘惑に勝てないムスコは。

図書館に着くと、とにかく、嬉しくなってしまうみたいで。

テンション、天井突き抜けて。 (枠突き抜けは母親、ムスコ天井

 

 

それを制止させようとすると、本棚倒れるだろ、って大声で、

「ごめんなさーーーい」

「助けてええええええ」

「読む読む読む読む読むうううううううううううう!!」

 

ハタから見りゃ、どこをどうみても、親の躾がなってねえ、ってな具合。

 

 

言われるわなあ、そりゃ当然。

「静かにさせて下さいねっ」 つって。 ええ、通算すでに、三回目

 

こんな時って、拉致ダッシュで、今すぐ連れて出ますから、って自然行動。

こんな時って、もう、どうしようか、って泣きたくなるのは、きっと世間の暗黙で。

こんな時って、連れて来ない方が、いいのよね、って、自重するのが、常識人。

 

 

泣いてるムスコ顔見て、泣きたくなってる母親。

なんで公的機関で、こーんな肩身の狭い、どうしてしてんだよ、つって。

税金、キッチリ払ってんぞ、なんで、ムスコ連れてじゃダメなんだよ、って。

図書館って、本の楽しみを、知識欲だか好奇心だか、個人の趣味とか。

そんなアレコレに対して。

門広く開けて、老若男女も、どーんな誰でも。

必要な人は気軽に出入り出来るよーに、なってんじゃねえのか。

 

なんで。

爪楊枝咥えて、子供用の椅子に陣取って、スポーツ新聞読んでるオヤジは良くて。

何人も座れるハズのソファに、寝そべって携帯使ってる中学生は良くて。

6人掛けの机いっぱいに何冊も資料広げて、難しそうな顔してるおばさんは良くて。

 

なんで。

発達障害の専門書、絵で見て分かるムスコの為の、躾絵本。

読まなきゃ不安だとか、ムスコが気に入る一冊を探してます。

それが理由だけど、でも。

 

本読めるって、嬉しくて人より、興奮気味になっちまう、ただそんだけの。

ムスコを連れてる母親は。

出て行って欲しいってばかりに、司書から睨まれて、小さくなって。

空調効いてるハズの室内で、汗ダクダクになって、ムスコを追って。

走れないから、競歩して、本棚の上下高低の隙間やらに向かって。

大声出せないから、モチロン小さい声で、

ムスコーーーー?

ムスコーーーーどこおおお (泣 」

って、情けない思い、悔しい思い、悲しい思い、全てを。

謝罪の言葉に変えながら、

「あ、すみません」

「あ、ごめんなさい」

「あ、本当に、本当に・・・」 つって。

小さい声より、もっと、小さく背を丸めて、謝んなきゃなんねーんだよ

 

 

利用する、誰もに。

優しく快く、便利であるってーのは、不可能じゃねえ。

  

 

例えば。

立派な蔵書なら、奥まった位置に。

その周辺に、それらを理解出来るであろう人向けの。

閲覧席と学習コーナーを設けて。

 

騒ぐのが子供だ、しゃあねえなってのが、常識としてあるなら。

入り口付近に子供向けの本を設置して。

普通の閲覧者とは、一画を区切って

子供向けコーナーです、って、作れねえのか。

 

どんなに立派で、難解で高価で、稀少な本だとしても。

ただ借りて返す、以上のマナーを求められてる場所なら。

貸し出す側も、貸し出す以上のサービスを提供すべきじゃねえの?

それは、静かにしてください、って言う事じゃねえ。

 

 

多数が、少数に。

相手に合わせる、って場面も必要なんじゃねえの、ってコトだ。

 

モチロン、こっちも必死で 「静かにする場所だ」 つって教えてんよ。

それがマナーで公共の、お約束じゃねえか。

そういった場所があるからこそ、ムスコに教えられるってトコもあんだから。

 

  

民間の(当然だけどな 笑 

ツマお気に入りの、ビデオレンタル店って。

 

ムスコがトイレトレーニングしてっから、粗相しちゃうコトってあんだよ。

仕方ないっちゃーそれまでだけど、なんせ時・場所・相手を選ばず、やっちゃう。

 

レンタル屋って、入るとエアコン結構効いてんじゃん。

で、ムスコとすれば、今まで催してなかった尿意が、ブルっとキテ。

「あ~あ~あ~、ままあ~~しっこ出ちゃったあああ (半泣」 と。

したら。

店員が、ムスコのその声聞いて、すっ飛んできて。

「大丈夫ですか?」

「あ、いいですよ、気にしないで下さい!」

「いえいえ、こっちで掃除しますんで、どうぞ、続けてお選び下さい

って、それだけ言うと。

学生風の若いニイちゃんは、チャッチャと素手で雑巾片手に。

ムスコの雫、スチャスチャ拭き始めて。

 

サービスってのは、ルールを守らせるコトから、産まれるんじゃない。

マナーを心得て、それを実行出来るかどうか、から産まれる。

 

全国チェーンのレンタル屋だけど。

子供が万一、粗相をしたら雑巾持って、自ら掃除をしましょう、つって。

徹底してるマニュアルがあるワケじゃねえだろ (笑

そこにあるのは、きっと。

お客様本意に添う、営業努力を致しましょう、ってレベルだろ。

だけど、ムスコの粗相に嫌な顔もせず、雑巾片手で実際にツマの目の前で。

チャッチャと掃除し始めて。

高っけーレンタル料金だ、と思ってたけど、今日からは。

ココ以外で、ビデオレンタルもCDレンタルもしない、って決めた。

な?

モチロン、それを見てた周囲の人達ってのも、あるやんけ。

立派な営業努力に結びついてんじゃんよ。

 

知識ってーのは、活かして使わなきゃ「教養」にゃなんねえ。

貸し出すだけが生業のレンタル屋でも、教養に結びつけてんよ。

 

静かにしてください、って言うだけじゃ。

区民の見識もマナーも向上しようが、ねえだろよ。

 

本当のサービスって、本当の優しさって、何やろ。
相手の立場を推し量るコトから、だろが。

したら、図書館行かない方が、いいのかなあ(泣

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コメント

うちの方はさ、県立図書館になるんだけど、一応場所的には奥だけど
子供コーナー(0歳~4・5歳くらいかい)があるよ。
トンネルみたいな抜きになってて、土足じゃなくて靴脱いでじゅうたん敷きに上がる。
んで、初めての絵本的なものから、保育園児が読むような絵本が並んでる。
さすがに玩具は置いてないけどね。
そこは子供のスペースだから、静寂では無いよね。だってムリだもん。
子供が相手だよ?そんなもんムリじゃん。
で、アタシはそこに自分の借りたい本持ち込んで、娘は絵本選んだりして
二人で足伸ばして無言で読んでたんだけど、そこですっごく不快だったのは、
子供がうるさいとかじゃなくて、その子供達のお守りをしてるババァ連中?
もうすっごい、うっるせんだよ、べちゃべちゃべちゃべちゃ。
亭主の愚痴だの、嫁の文句だの。チョロチョロ走り回ってる子供を大声で呼びーの。
そんなんだから、その子供も大声で走りまわってる訳さ。習っちゃてる訳だから。
もうね、マナー違反はハッキリ言って大人だったよね。挙句、メール着信音なんかバリバリだから。
ばかやろう、あんた達みたいな大人がいるから子供が馬鹿になるんだよって思ったよ。
その区画と、従来の図書館らしい空間の、物理的な仕切りはないので、
静寂であろうとする意向と、子供を受け入れる事により反比例するそれが、
実にあいまいに存在してる感じだった。
 
アタシが思うのは、ここは本のある託児所的なこども館じゃないんだから、
大人が人目人耳構わず、世間話してストレス発散する所じゃない。
そして図書館側も、本を読む人の為に静寂を求めるなら、
静寂を確立出来る密封したスペースを確保すべきだ。
本を選んでから、読む場所へ移動できるようにすればいいと思う。
 
よくよく考えりゃアタシは本を選ぶ行為に、必要以上の静寂を求めてないね。
常識を著しく破ったババァでもいない限り、うるさくても本は選べるよ。
ぜんぜんレンタルDVD屋と変わらないね。何の気なしに、図書館は静かにっつーマナーに習って大きくなったけど、
ねえさんと友達になってから、なるほどなぁって考える事が実際多くて、
目からウロコだよね。
 
図書館の営業を、こうやるべきだ!なんて熱く語れるほど大した人間でもないアタシだけど、
でも、もちょっと変えられる事もあるはずだよね。
少なくとも、アタシはそういう広い意味で、社会を見て行きたいな。
元気だしておくんな。

投稿: ちゃー | 2007年10月 5日 (金) 00時46分

ツマさん、こんばんはー

図書館…私は大の苦手でして(-_-;

もっぱら借り派です。

だって、あの静かに、っていう緊張感…昔から耐えられません。

あーいうとこに行ったら必ずオナラが出そうに…(おっと失礼)そして、首がこりまくりで。
言ったらイケナイ言葉を叫びたくなります。


話がずれまくりましたが…私がたまにするワザは、図書館の外にあるベンチとか、近くの公園行って本読んで、つまらなかったら即返しの他の本を即借りします。

確かに、子供をはじめ色んな人が利用する場所ですから、気の利きたゾーンを設けて欲しいですね。


あっそれとブログに遊びにきて頂いたようで、どうもありがとうございます。

投稿: えこっす | 2007年10月 5日 (金) 00時48分

ちゃーちゃ>うん、貸し出す、返却。
って、定義だけじゃない図書館。
 
それだけ守るってんじゃなくて、小さなマナーとか、ルールがある場面って多いと思うんだよね、実生活の中って。
 
それらに対して。
静かにしてくださいって言うダケって。
能がねえなあ、と。
 
そりゃ、静かにしなきゃイケナイ場所なんだし、そういったマナーを学ばせる絶好の機会なんだけど、それって、能がねえな、と。
 
なんてーのかな、それらを言わなくても、「本を楽しめる場所」「本に親しめる場所」って定義で物差しで、図書館ってーのを、括って見る、考える、作るって発想はねえのかなあ、って。
 
だから、お役所仕事だって言っちゃうとそれまでなんだけど、だから、お役所って、言われてる意味を知って欲しいなあ、と。
 
サービスって点では金銭の絡みがないから、そこで違いが出るんだって話かもしれないけど、それ以前に、金銭の絡みがないから、出来ないって態度じゃねえの?とかって。
 
そんじゃ、金銭の話でイクなら、
「ウチはキッチリ、税金払ってらあよ!」って(笑 
そんでも、借りるのにお金掛けてないから、やみくもに「静かにしてください」って。
じゃ、金払えば、それ以上が期待出来るのか、って話になっちゃうと。
 
あーあーあー、だから美しい国が挫折しちゃうワケだよ、ね、つって(笑
 
情けない。
 
ツマが掃除大臣なら、もちっとマシに続けてみようかって思うんだけど。
 
そう、
>うるさくても本は選べる ハズで。
でも、静かにしてって言うってのはそこに何らかの理由があるんだよね、それが公共の場所だから、ってんなら。
 
公共らしく、皆さんに愛される場所を目指せと。 だって、実際に「行きたくても子供連れて行きにくい」つって行かない子連れも多くて、なあ・・・。
 
それって、全然、公共の場所じゃない。
公共のって意味を間違ってる、って思って。
 
うーん、公共だから「遠慮する」って方向がすでに、違うよ!って思ってる厚顔無恥のツマだから、なのかなあ・・・・(悩

投稿: tuma | 2007年10月 5日 (金) 18時21分

えこっすさん>あはは。
オナラかあ・・・分かる気がするする!
オットは、本屋行くと「俺、トイレ」って言うタイプだし(笑
 
そうか、外で見て、ってのも一案。
とも思うけど、図書館って返却しなくっちゃ次が借りれないよね?
 
その返却すら、自分でするんだよね。
そして、ムスコはその返却時間すら、待てない・・・。(泣
 
外で読むって、いいなあ、憧れる。
ムスコ連れてじゃ、ナイナイナイ(笑
本読むよか、先に、だだだだだーっと。
走り出したら止まらないぜ、って。
 
ホント、気の効いた場所。
求めて止まないよ、うんうん。
 
 
そう、お邪魔させて頂いただけども。
コメントが入らなくて、泣く泣く退散。
 
アレは、あっちでブログ作らないと、コメント入らないのかなあ??
したら、毎度読み逃げになっちゃうけど、それでもいいかな??
 
リンクさせて頂こうかな、とも思ったんですけども、コメントも入れてないのに、それは失礼だろう、とかって。(笑
 
どういったモンでしょうか・・・。

投稿: tuma | 2007年10月 5日 (金) 18時25分

図書館ってキライ。

お役所の延長みたいなんだもん。

投稿: いびあゆ。 | 2007年10月 6日 (土) 23時33分

いびあゆちゃ~~~ん>だーっはははははっはh!!そう!そうそうそう!!(大爆笑!!
 
お役所なんだよ(笑
仕事そのもの、そのシステムそのものが。
 
なのに、夢ある事業に成り代われるハズの「本」に対して、それを借りようとする市民に対しても、体質がお役所仕事オンリー。
 
そんな延長じゃ、マナーやら自発的な教育だとかね、無理だもんなあ。
 
それが出来るような国って、理想だけど、難しいやろなあ、不可能とまでは言わないけど、さ(笑

投稿: tuma | 2007年10月 9日 (火) 12時19分

肩身の狭い思い。私のはツマさんとは違うけど
そういう思い日々送ってます。
昔ね、長女だけしか居なかった頃。
自分の子供をちゃんと躾できない人を
ただ単に何で躾けしないの?親の怠慢だ。
と、思っていた時期があったの。それは
自分の子供が躾を守れる・言われた事を
しようと努力できる能力があったから、
それが『普通』だと信じきっていたんだよ。
ところが、次男が生まれてから、その考えは
一瞬にして飛んで行ったね。
子供の性格やら性質やら能力によって
親が決して変えられない事もあるんだって。
我が身に降りかかって初めて知った、
今まで見えなかった本当の事実。

そういう考えを持っていたこと事態を
とても恥ずかしく思った。
今まで、自分の事を棚に上げて人を見下して
発言した事も悔やんだ。

でも、そうやって気付けた事は嬉しかった。

だから、そういう人がいっぱいこの世の中に
居て、偏見を偏見だと気付かず生活している
訳で悪気はないんだよ。と考える事にした。

人間社会の中で、色んな経験を積んで
お互い気付き、気付かされているんだよね。

そうやって、ツマさんが公共の場である
図書館に行って、そういったシーンを
作り上げた事にもきっと沢山の意義があった
と私は思ってます。
今は気付けない人々も将来きっとあの時
ツマさんに冷たい視線や、冷たい言葉を
どこかで噛み締めるときがきっと来ると
私は信じています。

投稿: さりじ | 2007年10月 9日 (火) 20時09分

さりじさん>そう、色んな人で成り立ってるのが社会なんだよね。
 
そこには、当然「男女」を基盤に生活、思想、宗教、そして、身体の違いやら、モチロン経験の違いもあって。
 
その一つ一つに、「立場になって考える」ってのは無理な話なんだよね。
 
だからこそ、分かる人、分かりたいと思って接する人でありたい、と思うんだ。
 
相手を思いやるってのと、また違うけれど、その「違い」を知る事で初めて、全体が見えて自分の位置やらツトメやらを確認して社会での初めての「一人前」になってくんじゃねえのかな、と。
 
我が子で気付かされた、その諸々を、還元して行って欲しいなあ、って。
 
気付けた事が嬉しい、と感じれるさりじさんで、いつまでも居て欲しいなあ、って思います、はい。

投稿: tuma | 2007年10月12日 (金) 13時40分

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