« ハイリスク・ハイリターン | トップページ | 青い屋根の下で »

2009年6月18日 (木)

失恋と失礼

髪をバッサリ、切った (肩にかかっていたのを、耳の下程度まで

そして、誰も聞いてくれなかった。

 

・・・四十路だと、こんな日常でもイロメキがない (泣

 

「サッパリしたね~~、夏だしね~~」 

「似合うじゃん! ドコで切った?」 

パーマ当てたんじゃね! 似合うよ~~」

 

どの感想にも、(男)に関連するワードが見つからない。

美容院行ったのに気付かれない日常より、マシだけど。

 

20年前なら、誰かが自慢の栗色の髪の毛をバサッリいくと。

少し遠慮ガチに、聞いていた頃が懐かしい。

「似合ってるよ~~、彼氏もそう言ってた・・・やろ?」 とか

「ドコで切ったん~~! ますます可愛くなってるやん!

 彼氏、・・・大喜びちゃう?」 とかとかとか。

 

彼氏も知ってて、当然、バッサリの彼女とも遠慮ない仲なら、

そんな言い回しと気遣いを当然のようにしていたように思う・・・。

 

第一、「パーマを当てた」 という表現に、シリアルな世界観を感じさせる。

当てた、って・・・、福引ちゃうねんから~~~。

ガラガラ回して、ポンと出たような事言わんといて、欲しい・・・。

そして、そして。

「ドコの美容室で?」 と、当然、若かりし頃なら聞いてたハズで。

でも、現在。

「カットして~、パーマして~、幾らやった??」 と臆面もなく、躊躇いもなく

主婦としては、当然気になる箇所ではあるけども、

ドコドコの美容室で~、予約して~、何時間掛かって~、って。

「似合ってるやん」 ってな前置きをはしょって、

その頭、ナンボやった? と聞かれる日も、そう遠くない気が・・・。

 

ムスコは、短くなったけども、ふんわりと緩いウェーブのかかった髪を。

「ママ~、カワイイね~、クリクリしてるね~、カワイイ」 と言う。

オット?

オットは、もう、前置きナシで。

「お、今回は早かったやん? 前は半日かかったやろ?」 と。

諸々の時間差を、時間差で、ある意味攻撃してくる。

 

これから10年先なんて。

失恋したら髪を切る、なんて行為が、

古代の儀式として扱われ始めて、風化していくねやろな~。

そんで、10年後には、失礼どころか当然て、顔で。

「その頭、ナンボ?」 て。

「出産費用から言うたら、ウン千万の中身やで~~」 なんてボケは。

受け付けてもらわれへんのやろな~~、おもんない。

 

唯一の救いは。

美容室で担当してくれた、おにーちゃん。

「今年、34歳で、もうオヤジですわ~」 言うてたけど、

「私、アラフォー、ど真ん中やから、まだまだ、年下の男の子やね!」 と言うと。

「うわ! 年下なんて言われたんハジメテですわ! めっちゃウレシイ!」

って、顔を赤らめてたくらいか。

内心、そうか、この美容院の客は、そんな若い年齢層か・・・、なんて。

雑誌めくりながら思てたん、気付きもせずに・・・。

 

そのウチに、誰かの年齢聞いても、返されヘンようになって

「いっやー、若いって、そんだけでエエわ~~」 なんて。

オッサンも通り過ぎた、エロオヤジが酒場の片隅でよく言う、

シリアルなセリフを、臆面もなく言うやろな。

 

せめて、ここに至る前に。

「若いって事は、とても素晴らしい、何にも替え難い価値ある事だ」 ってね。

変換出来る技術と、口のコマメさ、パラレルに兼ね備え迎え討ちたい。

 

私は、どんなにサービスが良く、技術が良くても同じ美容院には二度と行かない。

全国津々浦々と、生涯に何軒の美容室に行けるのだろうか、なんて。

転勤族の密かな楽しみとして、同じ土地に何年居ても、同じ店の鏡の前には

座らない選択をしてる。

 

いつか、ハジメテの店で。

還暦をゆうに越えた年になったとしても。

「バッサリ、切ってもらえるかな?」 とお願いした時。

「え? もしかして失恋しはったんですか?」 なんて、言われるのを期待しつつ。

 

「若さは、何物にも替え難い貴重なモンやけど、

 ここまで来るには、若さ以上なモンを引き替えにせなあかんで」 と。

鏡越しに言って似合う、「をんな」 に、なれてたらなあと思っている。

(もう、「をんな」な時点でパラレルには程遠いわな~~ 笑

 

>どこで言うねん? そのセリフ、ハジメテの店で言うんかい!?

>ホンマにボケてるて思われるで? やめときー!

 

って、おもんないツッコミはええから。

 

新しい幼稚園でも。
「姐さん」 って呼ばれ始めています。

実年齢も 姉さん やねん・・・・ orz

にほんブログ村 家族ブログ 家庭・家族へ

|

« ハイリスク・ハイリターン | トップページ | 青い屋根の下で »

コメント

うんうん、「髪を切る」=「失恋」ってベタ過ぎぃ(笑)さすが昭和世代です。

ホンマもんのおばちゃんは、散髪屋に行って、軽いパンチがお似合いです(苦笑)
そんな感じの人・・・居るよね(滝汗)

投稿: 通りすがりの名古屋人 | 2009年6月20日 (土) 10時05分

名古屋人さん>なぜ、本物のパンチが似合うって(滝汗 を掻くんだろう?
 
私は、さわやかロングウエーブが一番似合ってる、永遠の「キレイな」おねぇさんだけど? 
 
そう、昭和世代は「髪を切った私に、違う人みたいと~♪」ってね、言われたいワケよ(笑 
 
しっかしパンチか・・・うーむ。
手入れの一番楽そうな髪形ではあるけども、まだ、そこまでの勇気が持てず。
すまん。(笑

投稿: tuma | 2009年6月22日 (月) 09時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ハイリスク・ハイリターン | トップページ | 青い屋根の下で »